群馬の食堂『はっちゃんショップ』、500円食べ放題の秘密とは？群馬県桐生市『はっちゃんショップ』の感動ストーリー

本日は、群馬県桐生市にある食堂『はっちゃんショップ』についてご紹介します。

店主である田村はつゑさんの人となりと、お店の魅力に迫ります。

始まりは500円食べ放題の食堂

群馬県桐生市にある食堂『はっちゃんショップ』は、大人500円、子ども無料という驚きの価格設定で、毎日多くのお客さんで賑わっていました。

その人気の秘密を探ります。

500円食べ放題を貫く゛はっちゃん゛こと田村はつゑさんの信条「絶対値上げしない」

✅ 群馬県桐生市にある食堂「はっちゃんショップ」は、大人500円、子ども無料の食べ放題を提供しており、家庭料理のような日替わりのおかず約15種類が並ぶ。

✅ 店主のはつゑさんは、朝6時から仕込みを始め、調理から食器洗い、買い出しまですべて一人でこなし、遠方から来た客には無料で提供することもあるほど、採算を度外視して営業している。

✅ 運営は毎月7万円の赤字であり、年金を切り崩して賄っているが、お客さんの笑顔を励みに「店が生きがい」と語り、地域の人々との交流を大切にしている。

さらに読む ⇒ 週刊女性PRIME出典/画像元: https://www.jprime.jp/articles/-/16895?display=b

500円で食べ放題とは驚きですね。

しかも、朝6時から仕込みを始め、すべて一人でこなされているというのですから、頭が下がります。

利益を度外視して営業されているという点も、すごいですね。

群馬県桐生市にあるバイキングレストラン「はっちゃんショップ」は、83歳（後に85歳）のはっちゃんこと田村はつゑさんが営む、500円食べ放題のユニークな食堂です。

東武上毛線桐生球場前駅から徒歩3分というアクセスの良さから、地元だけでなく県外からも多くの人が訪れました。

店内はセルフサービスで、日替わり約15種類の家庭料理が提供され、焼き鮭や目玉焼きなど子どもにも人気のメニューも用意されていました。

料理は栄養満点で、まるで゛おふくろの味゛でした。

はっちゃんは仕入れから調理まで全てを一人でこなし、その親しみやすい人柄と、常連客との軽妙な会話、上州弁でのやり取りが、この店を特別な場所にしています。

「お腹いっぱいになれば人は幸せになる」という思いで、毎月赤字ながらも22年間営業を続けました。

え、500円で食べ放題って凄くないですか！？しかも家庭料理って、絶対美味しいやつじゃないですか！行きたいなぁ！

波乱万丈の人生と日本一周の旅

店主のはつゑさんは、57歳で50ccの原付バイクで日本一周の旅に出ました。

そこには、彼女の人生観を大きく変える出会いがありました。

その旅について見ていきましょう。

4ページ目）500円食べ放題「はっちゃん」食堂は心も満たす。田村はつゑさん85歳「儲けるためにやってるわけじゃない」〈おばちゃん力、ここにあり〉 ルポ・おばちゃん力、ここにあり

公開日:2021/07/12

✅ 57歳で50ccの原付バイクで日本一周の旅に出た女性の話。夫の反対を押し切り、退職金や子供たちの援助で資金を調達した。

✅ 旅の途中で、長崎県雲仙普賢岳の被災者に300万円を寄付するなど、積極的に寄付活動を行った。

✅ 旅先での人々の温かさに触れ、その経験が赤字でも食堂を続ける原動力になっている。

さらに読む ⇒婦人公論.jp｜芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに！出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/3977?page=4

57歳で日本一周とは、勇気がありますね。

様々な人との出会いを通して、地域の人々との繋がりを大切にするようになった、というのも素敵です。

赤字でも店を続けられたのは、旅での経験があったからでしょうね。

はっちゃんは幼少期に貧困を経験し、10歳から働き始め、学校にも行けなかったという苦労を重ねました。

そんな中、心の支えとなったのは修学旅行への憧れでした。

57歳で原付バイクで日本一周を敢行し、その写真が店内に飾られました。

この経験から、全国の人々に優しくしてもらったことへの感謝の思いを持ち、赤字でも店を開け続けました。

常連客との交流も大切にし、30代の男性客は「はっちゃんやほかのお客さんと話すのが楽しい」と語るなど、温かい人情がそこにはありました。

57歳で日本一周なんて、本当にすごいですね！私もいつか、自分の足で色々な場所を旅してみたいです。色々な人に優しくされて、その恩を返したいという気持ち、分かります。