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涅槃会?お釈迦様の入滅を偲ぶ特別な行事とは!?涅槃図と供物、そして各地に残る風習

涅槃会?お釈迦様の入滅を偲ぶ特別な行事とは!?涅槃図と供物、そして各地に残る風習

📘 この記事で分かる事!

💡 涅槃会は、仏教におけるお釈迦様の入滅を偲ぶ重要な行事です。

💡 涅槃図と呼ばれる、お釈迦様の入滅の様子を描いた絵画が飾られます。

💡 各地で様々な供え物や風習が行われていることも特徴です。

それでは、涅槃会について詳しく見ていきましょう。

涅槃会:釈迦の入滅を偲ぶ

それでは、まず涅槃会について詳しくご説明いたします。

涅槃図
涅槃図

✅ 記事は、お釈迦様の涅槃会について説明しており、2月15日がご命日で、お寺では涅槃図を飾り、お釈迦様の死を悼む様子が描かれていることを説明しています。

✅ 涅槃図には、お釈迦様の弟子や動物たちが描かれており、特に猫の存在が話題になることが多いです。

✅ 涅槃会は、お釈迦様の死を悼むだけでなく、有限の時間をいかに善く生きるべきかという教訓を私たちに示す機会であると締めくくられています。

さらに読む ⇒京都 曹洞宗 東運寺出典/画像元: https://tounji.net/?p=277

涅槃会を通して、お釈迦様の教えの深みや、人生の有限性を改めて考えさせられますね。

涅槃会は、釈迦の入滅を記念する仏教行事であり、毎年3月14日から16日にかけて各寺院で行われます。

別名、涅槃講や涅槃忌と呼ばれ、釈迦の入滅日はヴァイシャーカ月の満月の日とされ、現在は3月15日に行われることが多いです。

涅槃会は仏生会、成道会と共に三大法会の一つとされており、釈迦の入滅の様子を描いた涅槃図が仏殿などに掲げられます。

涅槃図の中央には、釈迦が8本の沙羅双樹に囲まれて、頭を北にして西を向き、右脇を下にして横たわっている姿が描かれており、弟子や菩薩、天部、鬼神、動物など、様々なものが嘆き悲しむ様子が描かれています。

なるほど、お釈迦様の死を悼むだけでなく、人生の教訓も含まれているんですね!

涅槃会の供え物と京都の寺院

続いて、涅槃会における供え物についてお話しします。

京都・東福寺の涅槃会の「花供御(はなくそ)」
京都・東福寺の涅槃会の「花供御(はなくそ)」

✅ 京都・東福寺の涅槃会では、特別な供御として「花供御(はなくそ)」と呼ばれる餅や餅花、まゆだまが使われます。

✅ この「花」は、特別なものを意味し、正月や小正月に飾った霊力のある餅を保存し、涅槃会から雛祭りの時期にかけて炒ったり、蜜で絡めたりして供えられる風習があります。

✅ 奈良の寺でも涅槃会の供物を「はなくそ」と呼び、唐招提寺では木で作った造花を供えるなど、各地に同様の風習が残っています。

さらに読む ⇒*ブレ・リ* 麦だったり、米だったり、私たちの食と祈りの民俗をつなぐもの。出典/画像元: http://ble-riz.blogspot.com/2014/03/blog-post_15.html

各地で様々な供え物の風習があるんですね。

地域によって異なる文化に触れることができるのは興味深いです。

涅槃会では、様々な供え物が用意されます。

その中でも「花供曽」と呼ばれる霰餅や煎り豆などの供え物は特徴的です。

京都では、東福寺、泉涌寺、真如堂、大報恩寺千本釈迦堂、清凉寺、清水寺など多くの寺院で涅槃会が行われ、各寺院では独自の涅槃図や供え物、行事が行われています。

涅槃会は一般参加も可能で、普段は見られない大涅槃図を見られる機会でもあります。

餅や餅花、まゆだま…どれも美味しそうですね!

涅槃会の開催時期と風習

次に、涅槃会の開催時期と風習についてご紹介します。

涅槃会(ねはんえ)とは?いつ行われるの?団子まきが行われるのはなぜ?

公開日:2023/02/15

涅槃会(ねはんえ)とは?いつ行われるの?団子まきが行われるのはなぜ?

✅ 涅槃会は、お釈迦様が亡くなられた日に行われる法要で、仏教の三大行事の一つです。2月15日(旧暦)に行われることが多いですが、新暦で2月15日に行う寺院や、旧暦に合わせて3月15日頃に行う寺院もあります。

✅ 涅槃会では、お釈迦様の遺骨である仏舎利を団子に見立てた「団子まき」が行われることがあります。団子は白色、黄色、ピンク、緑など5色があり、これは仏舎利が5色の光を放っていたという伝説に由来しています。

✅ 団子まきを食べることで、1年間健康に過ごせるという言い伝えがあり、涅槃会には多くの人が参拝に訪れます。

さらに読む ⇒日本の年中行事出典/画像元: https://nihon-nenchugyoji.jp/nehane/

団子まき、面白そうですね!健康に過ごせるという言い伝えも素敵ですね。

涅槃会は、お釈迦様の命日である2月15日(旧暦)に行われます。

新暦で2月15日に行われる寺院もあれば、旧暦に合わせて3月15日頃に行う寺院もあります。

一部の寺院では「団子まき」が行われることもあります。

これは仏舎利(お釈迦様の遺骨)を団子に見立てたもので、白色、黄色、ピンク、緑など5色の団子は、お釈迦様の仏舎利が5色の光を放たれたという伝説に由来しています。

団子まきを食べることで、1年間を健康に過ごせると言われています。

団子まき、楽しそうですね!私も参加してみたいなぁ。

涅槃会:お釈迦さま三大法要の一つ

涅槃会は、お釈迦様に関わる三大法要の一つです。

涅槃会(ねはんえ)」とは
涅槃会(ねはんえ)」とは

✅ 2月15日は仏教においてお釈迦様の亡くなった日である「涅槃会」が行われます。涅槃会は、お釈迦様に関わる三大法要の一つであり、他の二つは花まつり(釈迦誕生)と成道会(悟りを開かれた日)です。

✅ 涅槃会では、お釈迦様が亡くなった様子を描いた「涅槃図」を飾り、「仏遺教経」などの教えを唱え、お釈迦様の功績をしのびます。

✅ お釈迦様は亡くなる際に弟子たちに「すべては移ろい変わりゆく、怠らず精進しなさい」と教え、私たちも変化を受け止め、人生の尊さや命の有限性を意識し、日々を精一杯生きるべきだと説いています。

さらに読む ⇒郡山市佛教会【福島県郡山市】出典/画像元: https://www.koriyamasi-bukkyokai.jp/2022/02/07/%E3%80%8C%E6%B6%85%E6%A7%83%E4%BC%9A%EF%BC%88%E3%81%AD%E3%81%AF%E3%82%93%E3%81%88%EF%BC%89%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF/

お釈迦様の教えは、私たちの人生を考える上で重要な指針を与えてくれますね。

涅槃会は、お釈迦様の誕生日を祝う花祭り(灌仏会)、さとりを開かれたことを記念して行う成道会と並んで、お釈迦さま三大法要の一つです。

旧暦2月15日頃に近い春彼岸に行われますが、地域や寺社によって日程が異なります。

涅槃会では、お釈迦様の最後の教えを伝える遺教経をあげ、お釈迦様が亡くなった様子を描いた涅槃図を本尊として掲げます。

お釈迦様の教えは、今も私たちの心に響きますね。

涅槃会のお供え物と灌仏会

最後に、涅槃会のお供え物と灌仏会についてお話します。

涅槃会とはどんな行事?意味や誕生の由来、いつ行われるのかなど徹底解説(2ページ)
涅槃会とはどんな行事?意味や誕生の由来、いつ行われるのかなど徹底解説(2ページ)

✅ 涅槃会は、お釈迦様の入滅を記念する仏教行事であり、毎年2月15日に行われます。これは、お釈迦様の入滅日が旧暦2月15日とされているためです。

✅ 涅槃会では、お釈迦様の入滅の様子を描いた涅槃図を前に法要が行われます。涅槃図は寺院によって異なり、有名なものとして京都にある本法寺、東福寺、泉涌寺の三大涅槃図があります。

✅ 涅槃会は、お釈迦様の入滅に由来する歴史と伝統のある行事であり、各地で様々な寺院で行われています。有名な寺院として、京都の本法寺と東福寺が挙げられます。

さらに読む ⇒【公式】東京の斎場(火葬場)| 東京博善出典/画像元: https://www.tokyohakuzen.co.jp/media/493?page=2&tenant=media

涅槃団子、見た目も可愛らしいですね。

お釈迦様を弔うための伝統的なお菓子なんですね。

お供え物には、お釈迦様を弔うために甘酒や涅槃団子(花供御)と呼ばれるお菓子などがあります。

涅槃団子は、お釈迦様の遺骨を模して作られ、無病息災を願うものです。

見た目と音が似ていることから「釈迦の鼻くそ」と揶揄されることもあります。

お供えは、参拝者に配られたり、寺院で撒かれたりします。

一方、灌仏会は、お釈迦様の誕生日を祝う法要で、花御堂に飾られた仏像に甘茶をかけ、お釈迦様の誕生を祝います。

灌仏会は、日本に仏教が伝わった約半世紀後の奈良時代にはじめて行われた歴史あるしきたりです。

涅槃団子、興味深いですね!機会があればぜひ食べてみたいです。

涅槃会は、お釈迦様の入滅を偲び、その教えを改めて考える貴重な機会ですね。

🚩 結論!

💡 涅槃会は、仏教における重要な行事であり、釈迦の入滅を偲び、その教えを継承するものです。

💡 各地で様々な風習や供え物がみられるのも特徴です。

💡 涅槃会を通して、人生の有限性や仏教の教えについて考える機会となるでしょう。