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フンドーキン醤油 ドレッシング進化の秘密?組合員の声から生まれたヒット商品とは!!?

創業160年以上の歴史を持つフンドーキン醤油。素材へのこだわりと丁寧な製法で作るドレッシングは、サラダはもちろん、様々な料理に合う万能アイテム!玉ねぎのシャキシャキ食感と新鮮な風味がたまらない、化学調味料不使用の和風しょうゆ仕立て。ぜひお試しください。

フンドーキン醤油 ドレッシング進化の秘密?組合員の声から生まれたヒット商品とは!!?

📘 この記事で分かる事!

💡 フンドーキン醤油は、創業から醤油と味噌のトップブランドとして九州で高いシェアを誇る企業です。

💡 1980年代には経営危機に陥りましたが、新商品開発のルールを設け、利益が出る商品のみの販売を徹底することで、経営危機を脱し、その後成長軌道に乗せることに成功しました。

💡 ドレッシングの開発においても、組合員の声を積極的に取り入れ、より愛される商品へと進化を続けています。

それでは、フンドーキン醤油株式会社について詳しく見ていきましょう。

創業から成長へ 時代と共に進化するフンドーキン醤油

フンドーキン醤油は創業からどんな商品を展開してきた?

醤油、味噌、ドレッシング

フンドーキン醤油株式会社は、1861年の創業から醤油、味噌、そしてドレッシングと、時代に合わせて商品を進化させてきた企業です。

社長記事-フンドーキン醤油株式会社 代表取締役社長 小手川 強二
社長記事-フンドーキン醤油株式会社 代表取締役社長 小手川 強二

✅ フンドーキン醬油株式会社は、創業から醤油と味噌のトップブランドとして九州で高いシェアを誇っていましたが、1980年代には市場の成熟化と新商品開発の失敗により経営危機に陥っていました。

✅ 当時の社長である小手川強二氏は、入社後情報収集と経営ノウハウを学び、商品開発体制の構築に着手しました。しかし、年間200種類の新商品を開発しても、売上は伸びず、経営状況は改善しませんでした。

✅ 調査の結果、新商品の開発は売上貢献度が低く、むしろ既存商品の販売コストを悪化させていることが判明しました。そこで、小手川氏は、新商品開発のルールを設け、利益が出る商品のみの販売を徹底することで、経営危機を脱し、その後成長軌道に乗せることに成功しました。

さらに読む ⇒社長と繋がる、社長「直結」メディア『社長名鑑』出典/画像元: https://shachomeikan.jp/article/92

経営危機を乗り越え、成長軌道に乗せるまでの道のりは、まさに企業努力の賜物ですね。

フンドーキン醤油株式会社は、1861年の創業から醤油、味噌、そしてドレッシングと、時代に合わせて商品を進化させてきた企業です。

創業者の小手川金次郎は、兄の酒蔵の「麹室」を活用して醤油と味噌の製造を始め、その後、臼杵湾に工場を建設し、西日本へと販路を拡大しました

1939年に商標を「フンドーキン」に改名し、1967年には「フンドーキン醤油株式会社」となりました。

組合員の声から生まれた防腐剤無添加味噌「純生」や「生きてるみそシリーズ」がヒットし、全国的に知名度を上げていきました。

創業から100年以上も続く歴史のある企業なんですね!醤油や味噌のトップブランドってすごいですね。

新たな挑戦 ドレッシング開発への道

飽和状態の醤油・味噌市場で、新たな挑戦として開発されたのは?

野菜たっぷり和風ドレッシング

1980年代には、醤油と味噌の市場が飽和状態となり、食事の洋風化も進む中で、新たな挑戦としてドレッシングの開発に着手しました。

CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング
CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング

✅ 「CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング」は、使い勝手の良いボトルへのリニューアル、生素材にこだわった製法、そして組合員の声を反映した開発過程という3つの要素を特徴としています。

✅ ボトルは、組合員からの様々な意見を参考に、液だれしにくく、持ちやすく、使い勝手の良い設計に生まれ変わりました。生素材へのこだわりとして、たまねぎ、にんにく、しょうゆを、加熱せず、素材本来の風味を保ったまま使用しています。

✅ ドレッシングの開発には、組合員の意見が積極的に取り入れられており、改善を重ねてきました。組合員の声を反映することで、より愛される商品へと進化を続けています。

さらに読む ⇒ヒトとコトと出典/画像元: https://hitotokototo.coopdeli.jp/contents_02/

組合員の声を反映した開発過程というのは、とても興味深いですね。

1980年代には、醤油と味噌の市場が飽和状態となり、食事の洋風化も進む中で、新たな挑戦としてドレッシングの開発に着手しました。

組合員からの要望を受け、自社製造の醤油をベースに、国産の玉ねぎ、にんにく、干ししいたけ、しょうがなどを使い、香り高く旨味と彩りのある「CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング」を開発

1994年に全国発売されました。

組合員の意見を積極的に取り入れて開発されているんですね。だから、こんなに美味しいドレッシングができたんですね!

品質へのこだわり 手間ひまかけてつくる美味しさ

フンドーキン醤油のドレッシングはどんなこだわりで作られているの?

素材厳選、手作業、安全第一

大分県臼杵市のフンドーキン醤油の工場では、醤油だけでなく味噌も製造しており、本社工場の他に、ギネス世界一に認定される巨大な木樽が置かれた醤油工場も所有しています。

いろんな意味で涙が止まらない!たまねぎドレッシングの工場 フンドーキン醤油

公開日:2017/01/12

いろんな意味で涙が止まらない!たまねぎドレッシングの工場 フンドーキン醤油

✅ 大分県臼杵市のフンドーキン醤油の工場を見学した様子が紹介されている。

✅ フンドーキン醤油は醤油だけでなく味噌も製造しており、本社工場の他に、ギネス世界一に認定される巨大な木樽が置かれた醤油工場も所有している。

✅ 見学者は、日本生活協同組合連合会の学習会に参加している全国の生協の組合員であり、フンドーキン醤油のドレッシング工場を見学し、玉ねぎの皮むき作業など、製造工程を実際に見て学んだ。

さらに読む ⇒ しゃかいか!出典/画像元: https://www.shakaika.jp/blog/21982/fundokin_usuki/

玉ねぎの皮むき作業など、製造工程を実際に見て学ぶことで、商品の品質へのこだわりがより一層伝わってきますね。

フンドーキン醤油株式会社は、ドレッシングの開発においても「手間ひまがかかったっていい。

コストがかかったっていい。

おいしいものをつくろうよ」という想いを大切にし、玉ねぎやにんにくは手作業で剥き、カットするなど、徹底した工程管理を徹底しています。

特に玉ねぎは、12月~5月は北海道各地から、6月~11月は佐賀県白石地区を中心とした九州各地からと、一年を通してより質の良いものを厳選し、手作業で皮を剥き、傷みがないかをチェックしています

カット工程でも、ゴム手袋の破片混入を防ぐため、カット後には必ずスタッフ同士で手袋の確認を行うなど、安全面にも配慮しています。

玉ねぎを丁寧に手作業で剥いているんですね。やっぱり、品質へのこだわりが違いますね。

産地交流会とドレッシングの魅力 組合員に愛される商品

フンドーキン醤油のドレッシング、人気の秘密は?

玉ねぎの品質管理、胡麻の量

組合員からの声を受けて、ドレッシングのキャップが改善されたんですね。

ちょっと生協さ~ん: 【CO・OP】 「野菜たっぷり和風ドレッシング」・「深煎り胡麻ドレッシング」がリニューアルします!
ちょっと生協さ~ん: 【CO・OP】 「野菜たっぷり和風ドレッシング」・「深煎り胡麻ドレッシング」がリニューアルします!

✅ 組合員からの「ドレッシングのキャップを外すのが難しい」という声を受け、改善された。

✅ 「野菜たっぷり和風ドレッシング」と「深煎り胡麻ドレッシング」の2種類がリニューアルされ、キャップを外しやすくなった。

✅ 「深煎り胡麻ドレッシング」は、リニューアルに伴い、クリーミーで風味豊かに進化した。

さらに読む ⇒ちょっと生協さ~ん出典/画像元: https://seikyousan.blogspot.com/2018/02/blog-post_16.html

リニューアルされたドレッシングは、より使いやすく、風味も豊かになったとのことですね。

2014年2月13日~14日の産地交流会2日目は、悪天候により予定していたフンドーキン醤油(株)のドレッシング工場見学が中止となり、宿泊先のホテルで学習会に変更されました。

当初は、ドレッシング工場見学で玉ねぎの皮むき体験や『CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング』と『CO・OP深煎り胡麻ドレッシング』の製造工程を学ぶ予定でしたが、全国的な大雪の影響で、参加者の安全を考慮し、学習会のみの実施となりました。

学習会では、20年間愛され続けている『CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング』と『CO・OP深煎り胡麻ドレッシング』について、その人気の秘密や製造工程、こだわりなどが紹介されました。

『CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング』は、自社製の生醤油と新鮮な玉ねぎをそのまま使用し、手作業で丁寧に作られていることが特徴です。

玉ねぎは傷みがないか、人の目で一つずつチェックされ、傷んだ玉ねぎが混じるとドレッシングの味も落ちてしまうため、品質管理に徹底しているとのことです

一方、『CO・OP深煎り胡麻ドレッシング』は、発売までに150回以上の試作を重ね、すりたての胡麻の香りを最大限に引き出すために、他のメーカーよりも多くの胡麻を使用しています。

500mlのボトルに1万8000粒以上の胡麻が使われていることには、参加者から驚きの声が上がりました。

フンドーキン醤油(株)のドレッシング工場は、コープ商品を含め、年間2000万本の商品を製造しており、『CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング』と『CO・OP深煎り胡麻ドレッシング』は、どちらも組合員から高い支持を得ている商品です。

フンドーキン醤油の6種の国産野菜和風ドレッシングは、化学調味料不使用で、たまねぎのシャキシャキとした食感と新鮮な風味が特徴の、味わい深い和風しょうゆ仕立てのドレッシングです。

ローストビーフやハンバーグにも合う万能なドレッシングとして、多くの家庭で愛用されています。

業務用サイズでたっぷり使えるので、サラダはもちろん、様々な料理に活用できます。

実家では母が、このドレッシングでないとサラダを食べられないほど、愛されている商品です。

リニューアルされたドレッシング、ぜひ試してみたいですね。

フンドーキン醤油株式会社は、創業から100年以上も続く老舗企業でありながら、常に時代の変化に対応し、進化を続けている企業であることがわかりました。

🚩 結論!

💡 フンドーキン醤油は、醤油と味噌のトップブランドとして九州で高いシェアを誇っています。

💡 1980年代には経営危機に陥りましたが、新商品開発のルールを設け、利益が出る商品のみの販売を徹底することで、経営危機を脱し、その後成長軌道に乗せることに成功しました。

💡 ドレッシングの開発においても、組合員の声を積極的に取り入れ、より愛される商品へと進化を続けています。