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冷凍とろろの品質向上は可能?(疑問形)生のとろろと変わらない品質を実現!!

とろろの美味しさをそのまま冷凍保存!独自技術で粘り&食感をキープ!生とろろのような食感が楽しめる、画期的な冷凍とろろの製造方法!

冷凍とろろの品質向上は可能?(疑問形)生のとろろと変わらない品質を実現!!

📘 この記事で分かる事!

💡 冷凍とろろの品質向上に関する特許を紹介

💡 冷凍による品質劣化を防ぐ技術

💡 生のとろろに近い食感を再現

それではまず、とろろの基礎知識についてご説明いたします。

とろろの基礎知識

とろろってどんな食材?

山芋をすり下ろしたもの

山芋の種類によって、粘りや味が違うんですね。

山芋]長芋や大和芋など特徴の違いや、栄養、下ごしらえ、保存
山芋]長芋や大和芋など特徴の違いや、栄養、下ごしらえ、保存

✅ 山芋は、長芋、大和芋、いちょういもなど「ヤマノイモ科」に属する芋類の総称で、生のまま刻めばシャキシャキ、すりおろせば粘りのある食感、加熱すればホクホクと、様々な料理に使える野菜です。

✅ 山芋は、10~12月が旬ですが、貯蔵性が高いため通年で出回っており、主な産地は青森県と北海道です。

✅ おいしい山芋を選ぶポイントは、皮が薄くてハリがあり、傷や斑点がないことです。また、乾燥に弱いため、おがくず入りや真空包装のものがおすすめです。保存方法は、乾燥、光、水気を避けて、冷暗所や冷蔵庫で保存するのが適切です。

さらに読む ⇒自然を、おいしく、楽しく|カゴメ株式会社出典/画像元: https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/yam/

山芋は、様々な料理に使えるので、とても便利ですね。

とろろは、生の山芋をすり下ろした料理で、ご飯や麺類にかけたり、おかずとして食べたりと様々な楽しみ方ができます

山芋は、600種類以上ある「ヤマノイモ科」に属する芋の総称で、生で食べられるのが特徴です。

代表的な山芋の種類には、スーパーでよく見かける「長芋」、粘りが強く甘みのある「大和芋」、強い粘りと濃厚な味わいが特徴の「自然薯」、強い粘り気を持つ「ダイジョ」、非常に強い粘り気を持つ「加賀丸いも」などがあります。

山芋には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれており、腸内環境の改善やスムーズな排便を促進する効果が期待できます。

また、ビタミンC、カリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれており、美肌効果、むくみ解消効果、疲労回復効果なども期待できます。

とろろは、様々な食材と相性が良く、ご飯、麺類、豆腐、納豆などと一緒に食べると、栄養価が高まります。

また、とろろは消化吸収が良く、夏バテ気味の時にもおすすめの食材です。

ただし、山芋は生で食べるため、食中毒のリスクがあります。

特に夏場は注意が必要です。

とろろを食べる際は、新鮮なものを使用し、しっかりと加熱処理をするようにしましょう。

また、山芋はアクが強いので、調理前に水にさらしたり、塩もみしたりすると、アク抜きができます。

山芋ってこんなに種類があるんですね!知らなかったです。とろろって、栄養豊富で体に良さそうですね!

冷凍とろろの品質向上

冷凍とろろの品質劣化を防ぐ方法は?

アルギン酸塩とオリゴ糖を添加

冷凍とろろの品質劣化を防ぐ技術が開発されたんですね!。

山芋・長芋】とろろも簡単! 1食分ずつ使いやすい冷凍保存テク

公開日:2023/03/01

山芋・長芋】とろろも簡単! 1食分ずつ使いやすい冷凍保存テク

✅ この記事では、山芋を冷凍保存する5つの方法を紹介しています。

✅ 冷凍方法によって用途が異なり、すりおろしはとろろとして、叩き潰すは粗おろしとして、千切りはサラダに、乱切りは煮物に、輪切りはステーキに、それぞれ利用できます。

✅ 冷凍することで、山芋の皮むきやカットをまとめて行うことができ、解凍時に手が汚れないため、料理が簡単になります。

さらに読む ⇒冷凍食品・冷凍野菜はニチレイフーズ出典/画像元: https://www.nichireifoods.co.jp/media/5182/

冷凍保存でも生のとろろに近い食感が味わえるのは、素晴らしいですね。

従来の冷凍とろろは、長期間冷凍保存すると粘性や糸引き性が失われ、品質劣化が問題であった

本発明は、とろろ素材にアルギン酸塩とオリゴ糖を併用添加することで、冷凍変性や劣化を防止し、生のとろろと変わらない粘度、糸引き性、食味を実現する。

アルギン酸塩は0.2~0.6重量%、オリゴ糖は0.5~3.0重量%の範囲で添加される。

具体的には、長芋、大和芋などの山芋類を水洗い、皮剥ぎした後、摺りおろしてとろろ素材とする。

このとろろ素材に、アルギン酸塩とオリゴ糖を添加混合し、よく攪拌してから冷凍保存することで、目的の冷凍とろろが得られる。

本発明により、従来の冷凍とろろの問題点を解消し、解凍後も品質の高い、生のとろろに近い食感を味わえる冷凍とろろを提供することができる。

冷凍するだけで、とろろの品質が保てるなんて、驚きです!これは試してみないと!

特許の目的

とろろ加工食品の特許は、どんな目的で開発されたの?

安全で美味しく、生に近い食感を実現

とろろは、栄養価が高いんですね!。

とろろの栄養素と健康効果・効能とは?効率的な食べ方や山芋と長芋の違いも紹介
とろろの栄養素と健康効果・効能とは?効率的な食べ方や山芋と長芋の違いも紹介

✅ とろろは、アミラーゼやジアスターゼなどの消化酵素が豊富で、消化吸収を助け、栄養の吸収を効率化します。また、レジスタントスターチを含み血糖値の上昇を抑制し、血中コレステロール値や中性脂肪の上昇を抑える効果も期待できます。

✅ とろろに含まれるコリンは、脂質代謝を向上させ、高血圧予防に役立ちます。さらに、食物繊維が豊富で、便秘の改善やむくみ解消に効果が期待できます。

✅ とろろは、生で食べる方が栄養を効率良く摂取できるため、とろろや千切りなど、加熱せずに食べることをおすすめします。

さらに読む ⇒PREZO(プレゾ)|北海道の豊かな恵みを産地直送出典/画像元: https://prezo.jp/column/7734

この特許は、とろろの美味しさをより多くの人に届けたいという思いが伝わってきますね。

この特許は、とろろ加工食品の製造方法と品質向上に貢献し、より安全で美味しく、生に近い食感の製品を提供することを目的としています

とろろって、こんなに体に良いものだったんですね。日本酒にも合いそうだな。

今回の記事では、冷凍とろろの品質向上について詳しく解説しました。

🚩 結論!

💡 冷凍とろろの品質劣化を防ぐ技術

💡 生のとろろに近い食感を再現

💡 とろろの栄養価や健康効果を紹介