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今年の米の収穫量は大丈夫?(疑問形)コメの収穫量減少の現状とは!!?

猛暑の影響で、今年の稲作は苦戦! 全国で予想収穫量が減少、作況指数も低下。 詳細は記事をチェック!

今年の米の収穫量は大丈夫?(疑問形)コメの収穫量減少の現状とは!!?

📘 この記事で分かる事!

💡 今年の猛暑の影響で、コメの収穫量が減少している可能性がある。

💡 特に、高温による白未熟粒の増加が懸念されている。

💡 収穫量の減少は、需給バランスに影響を与える可能性がある。

それでは、今年の米の収穫量について詳しく見ていきましょう。

高温による収穫量減少

今年の米の収穫量は、予想よりどうなった?

4kg減

今年の猛暑は、農作物にも大きな影響を与えているようですね。

千葉県内歴史的暑さ コメ農家ら悲鳴 白未熟粒、カメムシ 生育影響、収入減を懸念
千葉県内歴史的暑さ コメ農家ら悲鳴 白未熟粒、カメムシ 生育影響、収入減を懸念

✅ 今年の猛暑の影響で、千葉県内の農家ではコメの白未熟粒が増加し、収量が減少し、収入が厳しくなる可能性が出ています。

✅ 異常な高温が続くと、コメが白くにごる「白未熟粒」が発生しやすくなり、品質が低下するため、コメの価格が下がる可能性も懸念されています。

✅ 農家は、収量減による収入減に加えて、コメの価格下落の可能性も懸念しており、今後の対策が求められています。

さらに読む ⇒千葉のニュース|千葉日報オンライン出典/画像元: https://www.chibanippo.co.jp/news/national/1090567

白未熟粒が増加すると、コメの品質が落ちてしまうのは残念ですね。

9月、10月の高温による登熟不良や白未熟粒、カメムシ被害などにより、全国の10a当たり予想収量は9月25日現在より4kg減の540kgとなり、子実用予想収穫量は734万5000t、主食用予想収穫量は679万2000tとなりました。

これは、9月25日現在見込みよりそれぞれ4万1000t、4万1000t減です。

全国の作況指数は101で9月25日現在見込みより1ポイント低下し、九州、群馬、埼玉、静岡など17都府県で低下しました。

一方、近畿など8県では上昇しました。

えー、今年の米は味が落ちてるんですか?値段も上がるのかな?

収穫量減少による需給見通しへの影響

24年産米の生産量は?

683万t

需給バランスが崩れると、価格にも影響が出そうですね。

24年産米 適正生産量669万t 23年産目標と同水準 米の基本指針示す 農水省
24年産米 適正生産量669万t 23年産目標と同水準 米の基本指針示す 農水省

✅ 2023年産主食用米の適正生産量は、当初の669万トンから662万トンに下方修正された。これは、東北や九州におけるWCS用稲への作付け転換などにより、主食用の作付け面積が減少したためである。一方、需要量は1万トン上方修正され、682万トンとなった。

✅ 2024年/25年の主食用米の需給見通しでは、需要量は年間10万トン程度の減少が続く見込みで、24年産の適正生産量は需要量見込みとほぼ同水準となる669万トンとされた。

✅ 農水省は、生産者の高齢化や農業者人口の減少による生産力減退を懸念しているものの、需要に応じて生産を増やす県もあることから、669万トンの生産目標は実現可能であると考えている。

さらに読む ⇒JAcom 農業協同組合新聞出典/画像元: https://www.jacom.or.jp/nousei/news/2023/10/231019-70118.php

生産者の方々の苦労がわかります。

農水省は24年産生産量を683万tと見込むが、今回の予想収穫量は4万t減となる

需給見通しについては、12月公表される収穫量や今後の販売動向などを踏まえ、来年1月に食糧部会で改めて諮問する。

来年は、お米の値段が上がるのかな?

令和6年産水稲の平年収量決定

令和6年産水稲の全国平均収量は?

537kg

今年の米の品質は、気候の影響が大きいようですね。

オーシャン・カレント279】2023年産の米について – フード・マイレージ資料室

公開日:2023/12/26

オーシャン・カレント279】2023年産の米について – フード・マイレージ資料室

✅ 今年の米は収穫量は平年並みだが、品質を表す一等米の割合が大幅に減少し、特に新潟県では前年比で61ポイント減と顕著な低下が見られた。

✅ これは、梅雨明け以降の記録的な高温と少雨の影響で、白未熟粒と呼ばれる、でんぷんが十分に詰まっていない米粒が大量に発生したためである。

✅ 地球温暖化による高温傾向が続くことが予想されるため、高温耐性品種の拡大など、対策を進める必要がある。

さらに読む ⇒フード・マイレージ資料室出典/画像元: https://food-mileage.jp/2023/12/06/oc-279/

高温耐性品種の開発も重要ですね。

農林水産省は、令和6年産水稲の全国農業地域別都道府県別10a当たり平年収量を決定しました。

全国平均は前年比1kg増加の537kgとなり、都道府県別では北海道、青森県など9県が前年比増加、新潟県、山梨県など5県が前年比減少となりました。

平年収量は、気象状況や過去の収量データに基づき、予想される10a当たりの収量を示すもので、作況指数の基準となります

日本酒に使われるお米の品質も気になるなぁ。

今回の記事では、今年の米の収穫量と需給見通しについてご紹介しました。

🚩 結論!

💡 今年の猛暑は、コメの収穫量に影響を与えている。

💡 白未熟粒の増加など、品質面でも課題が見られる。

💡 今後の対策として、高温耐性品種の開発などが重要となる。