外来アリの脅威?クロオオアリの力で解決?(侵略的外来アリ、クロオオアリ、(Z)-9-トリコセン)クロオオアリの秘めた力:外来アリ防除への期待
世界を脅かす外来アリの侵入!奈良女子大の研究チームが、日本のクロオオアリが持つ特殊なフェロモン「(Z)-9-トリコセン」に注目。アルゼンチンアリへの忌避効果を発見し、環境負荷の少ない画期的な防除戦略を提案!殺虫剤削減、早期発見・根絶を実現し、生態系を守る持続可能な未来へ。未来のアリ対策、ここに誕生!

💡 外来アリの侵入と生態系への影響が問題となっている。
💡 日本のクロオオアリが持つ忌避物質(Z)-9-トリコセンが、外来アリに有効。
💡 (Z)-9-トリコセンは、環境に配慮した防除への応用が期待される。
本日は、日本固有種であるクロオオアリの持つ力に着目した研究についてご紹介します。
外来アリの脅威から私たちを守る可能性を秘めた、クロオオアリの秘密に迫ります。
迫り来る脅威:外来アリの侵略と問題点
外来種アリ、日本で何が問題?どんな影響?
人的被害、経済損失、生態系への悪影響。
近年、海外から侵入する外来アリが問題となっており、その種類は増加の一途を辿っています。
これらの外来アリは、在来の生態系を脅かすだけでなく、人々の生活にも悪影響を及ぼす可能性があります。
公開日:2017/07/19

✅ 強毒のヒアリだけでなく、輸入貨物に混入して侵入する外来アリも問題となっており、過去9年間で少なくとも15種が確認されている。
✅ 特定外来生物であるアカカミアリやアルゼンチンアリに加え、イエヒメアリやオオズアリ属など、特定外来生物ではない外来アリも確認されており、生態系や人への影響が懸念されている。
✅ 外来アリは、コンテナ内のコーヒー豆やカカオ豆、バナナなどに混入して発見されており、環境省は怪しいアリを見つけたら自治体や地方環境事務所に相談するよう呼びかけている。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASK7B6G0FK7BULBJ00T.html外来アリの問題は深刻ですね。
化学的な殺虫剤だけでなく、別の対策が必要ということも理解できます。
輸入貨物への混入も防がなければいけませんね。
近年、グローバル化の進展に伴い、アルゼンチンアリやヒアリといった侵害性アリの侵入と定着が世界中で拡大しています。
これらの外来種は、国内でも生息域を広げ、人的被害、経済的損失、そして生態系への深刻な影響を引き起こすことが懸念されています。
従来の対策としては殺虫剤散布が主流ですが、再侵入の問題や環境負荷の高さが課題となっていました。
外来アリって、怖いですね!輸入貨物とか関係なく、普通に家に入ってきたりするんですか? どんな被害があるのか、もっと詳しく知りたいです!
日本の守護神:在来種クロオオアリの秘めた力
クロオオアリの秘密兵器、何に注目した?
体表炭化水素成分
日本にも在来のアリが存在しており、その中には外来アリの対策に役立つ可能性を秘めた種類もいます。
今回は、日本全国に生息するクロオオアリの持つ、驚くべき力に焦点を当てます。

✅ 日本在来種のクロオオアリの体表成分(Z)-9-トリコセンが、アルゼンチンアリやヒアリに対して安全で強力な忌避剤として作用することを発見。これは、触角からの情報が脳の嗅覚一次中枢で「敵」と認識され、忌避行動を引き起こすため。
✅ (Z)-9-トリコセンは、アルゼンチンアリやヒアリに対して低い閾値で忌避効果を示し、在来アリへの影響は少ないため、環境に配慮した侵害性アリ防除への応用が期待される。
✅ 本研究は、グローバル化による侵害性アリの侵入と生態系への影響に対する問題意識から始まり、既存の殺虫剤に代わる、生物多様性を守りながらの防除方法の確立を目指している。
さらに読む ⇒Kobe University出典/画像元: https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2022_08_30_01/クロオオアリの持つ成分が、外来アリの忌避剤として役立つ可能性があるとは驚きです。
生態系を守りながら、外来アリに対抗できる方法があるかもしれないというのは、希望が持てますね。
このような状況下、奈良女子大などの研究チームは、日本全国に生息するクロオオアリの持つ潜在能力に着目しました。
彼らは、クロオオアリが敵味方識別フェロモンとして使用する体表炭化水素成分に注目し、その解析を進めました。
すごい! 日本の自然の中に、こんなにすごい力を持ったアリがいるなんて! 家庭菜園をやっているので、外来アリが来たら困るなと思っていたので、朗報です!
次のページを読む ⇒
クロオオアリのフェロモン「(Z)-9-トリコセン」が、外来種アルゼンチンアリを撃退!環境に優しく持続可能な、新たなアリ防除戦略が実現可能に!