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小田島水産の塩辛!木樽製法が守る函館の味とは?木樽熟成が生み出す、小田島水産の伝統と革新

函館名物、老舗水産会社の小田島水産食品。木樽熟成による伝統製法を守り、イカの塩辛を作り続けて100年。旨味あふれる塩辛は、木樽と自然発酵が生み出す逸品。革新的な商品開発にも挑戦し、函館の味を届けています。

小田島水産の塩辛!木樽製法が守る函館の味とは?木樽熟成が生み出す、小田島水産の伝統と革新

📘 この記事で分かる事!

💡 木樽での長期熟成が、小田島水産の塩辛のまろやかな旨味を生み出します。

💡 伝統の木樽製法を守りながら、革新的な商品開発にも挑戦しています。

💡 函館の老舗水産会社が、100年以上にわたり受け継いできた塩辛へのこだわりを紹介します。

それでは、小田島水産食品の歴史と、塩辛作りに欠かせない木樽製法の秘密に迫っていきましょう。

創業と塩辛への道

函館名物イカの塩辛、どこ発祥?

小田島水産食品が最初!

小田島水産の塩辛作りは、二代目の喜一郎氏が塩の大切さに着目した事が始まりです。

イカの街・函館に年続く、木樽仕込の味わい

公開日:2025/03/13

イカの街・函館に年続く、木樽仕込の味わい

✅ 函館の老舗水産食品会社「小田島水産食品」の三代目社長である小田島隆氏が、イカの塩辛作りにおける木樽の使用にこだわる理由を紹介している。

✅ 二代目の喜一郎氏が始めたイカの塩辛作りは、木樽での長期熟成が特徴で、プラスチック樽ではまろやかな旨味が出ないことを隆氏が経験した。

✅ 木樽には発酵菌が住んでおり、それが塩辛の旨味を生み出す重要な要素であり、プラスチック樽ではその発酵が起こらないことが判明した。

さらに読む ⇒中川政七商店の読みもの出典/画像元: https://story.nakagawa-masashichi.jp/12418

木樽に発酵菌が住み着き、塩辛の旨味を生み出すという話は非常に興味深いですね。

プラスチック樽ではこの発酵が起きないというのも、味の違いに納得です。

1914年創業の小田島水産食品は、函館を代表する老舗水産会社です。

創業当初はスルメや缶詰を扱っていましたが、終戦後、二代目社長である小田島喜一郎氏が塩の大切さに着目し、イカの塩辛作りを開始しました。

これが、同社の塩辛が函館名物となる第一歩でした。

木樽の発酵菌が旨味の秘密って、まるでワインみたいですね! 函館に行ったら、絶対食べ比べしたいです!

木樽製法と伝統の継承

木樽が小田島水産の味を決めた秘訣とは?

発酵菌によるまろやかな旨味を生み出したから。

小田島水産食品の塩辛は、木樽で熟成させる伝統製法で作られています。

小泉武夫先生のお墨つき!】北海道゛小田島水産゛の「木樽仕込いか塩辛」

公開日:2017/11/23

小泉武夫先生のお墨つき!】北海道゛小田島水産゛の「木樽仕込いか塩辛」

✅ 北海道の小田島水産の「木樽仕込いか塩辛」は、函館近海のスルメイカを使い、木樽で熟成させる伝統製法で作られており、発酵学者である小泉武夫先生も認める逸品。

✅ いかの塩辛は、内臓を使用する「キモ系塩辛」、食べやすく改良された「現在進行形塩辛」、地域性の強い「珍味系塩辛」に分類され、小田島水産の商品はキモ系塩辛。

✅ 創業100年を超える老舗メーカーが製造しており、木樽での仕込みによる独特の風味と深みが特徴で、ご飯のお供やお酒のつまみとして人気がある。

さらに読む ⇒日本各地の美味しいご飯のお供を紹介します!!出典/画像元: https://okawari-lab.net/archives/17334

木樽製法が、塩辛の味を決定づける重要な要素である事がよくわかりますね。

100年を超える老舗の味を守り続けるには、並々ならぬ努力があるのでしょう。

喜一郎氏は、当時冷蔵技術がない中で、木樽の使用に着目しました。

木樽は塩辛の長期保存に不可欠であり、木材に付着した発酵菌が独特のまろやかな旨味を生み出すことに貢献しました

この伝統的な木樽製法は、その後の小田島水産食品の味を決定づける重要な要素となります。

木樽と聞くと、なんだか手間暇かけて作られている感じがしますね。安心して家族に食べさせられます。

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老舗の味を守り、革新を続ける小田島水産食品。木樽熟成の塩辛や新商品、直売所で函館の味を堪能!