パンの耳をアップサイクル?老舗ベーカリー栄屋製パンの挑戦とは?(クラフトビール)廃棄パンの耳を有効活用したクラフトビール事業『Better life with upcycle』
老舗パン屋が、パンの耳をアップサイクルしたクラフトビールで新境地!創業100周年を機に、フードロス削減と美味しさを両立した「Betterlifewithupcycle」ブランドを立ち上げ。自社醸造所「BDLab」で製造、パンに合うビールも開発。環境にも優しい、未来志向の挑戦に注目!
💡 老舗ベーカリー栄屋製パンが、パンの耳をアップサイクルしたクラフトビールを開発。
💡 フードロス削減と持続可能性を両立させたクラフトビール、Betterlifewithupcycleブランド。
💡 自社醸造所の建設、販路拡大、今後の事業展開と食品ロス削減への貢献。
本日は、パンの耳を再利用した革新的な取り組みについて詳しく見ていきましょう!。
100年の歴史を持つパン屋の新たな挑戦
老舗ベーカリーが挑む、フードロス対策と革新的な挑戦とは?
パンの耳をアップサイクルしたクラフトビール開発!
栄屋製パンは、100年の歴史で培った技術を活かし、パンの耳を活用したクラフトビールを開発しました。
公開日:2022/12/02

✅ パンの耳を原料としたクラフトビール「アップサイクルビール」が、株式会社栄屋製パンによって商品化され、販売から半年で注目を集めている。
✅ パンの製造過程で大量に発生するパンの耳を、畜産飼料として無償提供する他に、イギリスの事例を参考に、協業する醸造事業者を通じてクラフトビールとして有効活用している。
✅ 4種類のクラフトビールはECサイトで販売されており、環境負荷軽減のため、今後も継続的に製造していく方針である。
さらに読む ⇒タウンニュース神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙出典/画像元: https://www.townnews.co.jp/0402/2022/12/02/654133.htmlパンの耳をアップサイクルすることで、フードロス問題に貢献し、持続可能な事業モデルを構築している点が素晴らしいですね。
1923年創業の老舗ベーカリーである栄屋製パンは、創業100周年を機に、新たな挑戦としてクラフトビール事業に参入しました。
長年のパン製造で培った技術を活かし、添加物を極力使用しない高品質なパン作りにこだわる一方、大量に出るパンの耳のフードロス問題に着目しました。
これまで飼料として活用していたパンの耳をアップサイクルし、持続可能性と美味しさを両立させたクラフトビールを開発する「Betterlifewithupcycle」ブランドを立ち上げました。
パンの耳からビールって、一体どんな味がするんだろう?すごく興味あります!
OEMから自社醸造所建設へ
吉岡専務、クラフトビール事業成功の秘訣は?
地域特性を生かした商品展開と、自社醸造所の建設。
創業100周年を機に、自社醸造所を建設し、更なる事業拡大を目指しています。
公開日:2024/11/29

✅ 海老名市の栄屋製パンは、サンドイッチ用パン製造で出るパンの耳を原料にしたクラフトビール事業『Better life with upcycle』を展開し、2024年2月に自社ブルワリーをオープンしました。
✅ 専務の吉岡さんは、パンの耳の大量廃棄に疑問を感じ、イギリスの「トーストエール」にヒントを得て、病気をきっかけにビール作りを決意し、外部委託を経て自社醸造を開始しました。
✅ 『Better life with upcycle』では、他事業者とのコラボレーションにも取り組み、副産物や規格外の食材を活用したサステナブルなビールを開発し、新たな価値創出を目指しています。
さらに読む ⇒地方創生メディア(メディアール)出典/画像元: https://mediall.jp/food/80444外部委託から自社醸造への転換は、大きな決断だったと思います。
その挑戦が実を結び、多くの人に支持されるといいですね。
吉岡専務は、イギリスのトーストエールに着想を得て、3年前からクラフトビールの醸造事業者とOEMでのクラフトビール製造を開始しました。
当初は横浜、新潟、石川の3社と協力し、各地域の特性を生かした4種類のクラフトビールを開発し、ECサイトで販売。
予想以上の反響を受け、2022年からはOEM販売を経て、2024年2月には自社醸造所を建設しました。
社内での新規事業立ち上げは、給食パン中心だった事業から市販パンのOEMへの転換と同様の変革となりました。
パンの耳を無駄にしないだけでなく、美味しいビールまで作ってしまうなんて、素晴らしいですね!
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パンの耳がクラフトビールに!海老名発「BDLab」が始動。パン由来のビール、ECサイトも。試飲もできるイベント開催中!