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京都の冬を彩る和菓子、椿餅の世界?古都の冬を彩る、椿餅の魅力

祖父との思い出を呼び覚ます、歴史薫る和菓子「椿餅」。平安時代から愛され、源氏物語にも登場する伝統の味は、道明寺粉と椿の葉が織りなすハーモニー。梅宮大社の椿を愛でながら、茶席菓子としても楽しまれてきた椿餅の魅力を再発見! 京都の老舗から生まれた個性豊かな椿餅まで、その奥深い世界を堪能あれ。カロリー控えめ、手作りレシピもご紹介。

京都の冬を彩る和菓子、椿餅の世界?古都の冬を彩る、椿餅の魅力

📘 この記事で分かる事!

💡 椿餅は、道明寺粉で作った餅であんを包み、椿の葉で包んだ和菓子です。

💡 平安時代から続く歴史を持ち、源氏物語にも登場する伝統的なお菓子です。

💡 現代では、様々な和菓子店で販売され、手作りも可能で、健康的なおやつとしても人気です。

それでは、まず椿餅とはどんなものなのか、その魅力と歴史についてご紹介していきましょう。

祖父の思い出と椿餅

粋人が愛した椿餅、今も味わえる?

多くの店で販売中

今回は、京都の老舗和菓子店「二葉軒」の椿餅を通して、その魅力を探ります。

京都暮らしあれこれ第回:源氏物語の「椿餅」と二葉軒
京都暮らしあれこれ第回:源氏物語の「椿餅」と二葉軒

✅ 大石橋二葉軒は昭和10年創業で、先代が上賀茂神社前から移転したため、家紋が上賀茂神社のご神紋である「二葉葵」と同じである。

✅ 二代目である將野さんは、若狭屋で修行し、工芸菓子の腕を磨き、全国菓子博覧会に何度も出品している。また、京都府菓子工業組合のメンバーとして和菓子の本「菓子ひなみ」を制作した。

✅ 二葉軒の「椿餅」は、こし餡の上品な甘みとなめらかな道明寺の感触が口の中で溶け合い、非常に美味しい。

さらに読む ⇒トップページしらはぎ会出典/画像元: http://www.shirahagikai.jp/kyoto_061

上品な甘さと、道明寺の食感が絶妙なバランスを生み出していますね。

椿の葉の香りも、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

私の祖父は、粋人として知られており、かつて下河原にあった椿餅甘栄堂の椿餅を手土産に持たせてくれた。

その甘栄堂は今は閉店してしまい、とても残念だ。

しかし、現在では多くの京都の和菓子店で2月頃に椿餅が販売されている。

椿餅は、平安時代から続く歴史ある和菓子で、源氏物語にも登場するほど、古くから人々に愛されてきた

伝統的な製法で作られる椿餅は、道明寺粉を使い、餡を包んで椿の葉で包む。

桜餅とほぼ同じ製法だが、椿の葉の香りが特徴的だ。

現代でも、道明寺粉があれば簡単に手作りすることができる。

電子レンジで手軽に作れるレシピもあり、忙しい人でも伝統的な和菓子を楽しむことができる。

椿餅は、栄養価が高く、1個あたりのエネルギーは109.8kcalと低カロリーなので、健康的なおやつとしてもおすすめだ。

椿餅、めっちゃ美味しそう!老舗の味っていうのもそそられるし、写真見たら食べずにいられない!

梅宮大社の椿と酒造りの神々

梅宮大社は何で有名?

椿の名所

梅宮大社の神苑には、様々な種類の椿が咲き誇り、その美しさは圧巻です。

梅宮大社神苑の椿と梅、そして猫

公開日:2022/12/25

梅宮大社神苑の椿と梅、そして猫

✅ この記事は、京都の梅宮大社とその神苑の椿について書かれています。

✅ 梅宮大社は、酒解神として知られる大山祇神を祀る神社で、酒造の祖神としても信仰されています。神苑には、50種類以上の椿があり、特に西神苑に多く見られます。

✅ 記事は、神苑の椿の種類や特徴、冬の寒さの中で撮影された神苑の様子、そして梅宮大社の歴史や見どころについて紹介しています。

さらに読む ⇒京で椿を楽しむセカンドライフ出典/画像元: https://www.kyogurashi-neko.com/entry/umenomiyataisha

梅宮大社の椿は、酒造りの神様を祀る神社にふさわしく、厳かな雰囲気の中で咲き誇っていますね。

梅宮大社は、椿の名所として知られており、酒造りの神である酒解神と酒解子神を祀っている。

梅宮大社は、酒造りの始まりを記す『日本書紀』の記事から、酒解神と酒解子神を祀るようになったとされている

そのため、全国各地の酒屋の酒樽が境内に奉納されており、私の実家も例に漏れず、酒造りの際に梅宮大社の神々への祈りを欠かさなかった。

梅宮大社宮司の橋本以裕様から、境内の神苑に咲く椿の花々について説明を受けた。

神苑には紅い藪椿を始め、白藪椿、紅侘助、太郎庵、有楽、加茂本阿弥、日光など様々な種類の椿が咲き乱れており、梅の花がまだ咲き始めの時期に華やかな彩りを添えているとのことだ。

椿と酒造りの神様の関係、初めて知りました!実家がお酒作りに携わっているので、ぜひ話してみたいです!

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平安時代から愛される和菓子、椿餅。道明寺粉の餅とあんこを椿の葉で包んだ風情ある一品。冬の味覚を、おやつやお茶請け、手土産にいかが?