2024年産米食味ランキング結果から見る、美味しいお米の選び方とは?特A評価を獲得したお米とその背景
2024年米の食味ランキング発表!猛暑の影響で特A評価が減少も、高温耐性品種が躍進。北海道、東北、北陸産米が躍進し、山形県産米が目立つ結果に。消費者の食選びの羅針盤となるランキングを参考に、あなたのお気に入りのお米を見つけよう!魚沼産コシヒカリなど、長年の実績品種から、徳島県産コシヒカリ初ランクインまで、注目の情報満載です。
高温耐性品種の台頭と異常気象の影響
高温に強いお米って?代表的な品種を教えて!
にじのきらめき、新之助、きぬむすめなど。
近年の異常気象の影響を受け、高温耐性品種が注目されています。
温暖化による水稲の高温障害に対処するため、農研機構は高温耐性品種の普及を推進しています。
白未熟粒の発生リスクなども含めて、その対策について見ていきましょう。
公開日:2025/08/09

✅ 温暖化による水稲の高温障害(白未熟粒、不稔)増加に対処するため、農研機構は高温耐性品種の普及を推進している。
✅ 白未熟粒の発生リスクを評価するMET26という高温指標や、開花期の高温による不稔増加の可能性について解説し、継続的なモニタリングの重要性を強調している。
✅ 農研機構が構築した白未熟粒率推定モデルを活用し、高温耐性分類に基づいた品種選定を推奨することで、高温下でも品質を維持できる品種の導入を支援している。
さらに読む ⇒アグリジャーナル|これからの農業を考えるメディア出典/画像元: https://agrijournal.jp/renewableenergy/84221/高温に強い品種の開発が進んでいるんですね。
様々な品種があり、選ぶのも楽しそうです。
異常気象の影響で、お米の品種選びも変わってくる時代なんですね。
高温に強い品種の開発が進んでおり、代表的な高温耐性品種として、「にじのきらめき」「新之助」「にこまる」「さがびより」「元気つくし」「つや姫」「雪若丸」「富富富」「てんたかく」などが挙げられます。
これらの品種は、高温下でも品質を維持しやすく、安定した収量を期待できます。
また、「笑みの絆」「恋の予感」「秋はるか」「きぬむすめ」「おいでまい」「彩のきずな」なども高温耐性を持つ品種として知られています。
特に「きぬむすめ」は、手頃な価格ながら特Aを獲得する地域が多く、食感のバランスが優れていると評価されています。
高温耐性品種が多く評価された背景には、異常気象の影響があります。
近年、西日本を中心に異常高温による「高温登熟障害」が深刻化し、米の品質と収量に大きな影響を与えています。
この障害への対策として、高温耐性品種の選択が重要になっています。
高温耐性品種、興味深いですね!ワインもそうですが、気候変動でブドウの品種も変わってきていますからね。日本酒にも影響があるかもしれませんね。
食味ランキングの歴史と注目のお米
米選びの指標、食味ランキング!新潟魚沼産コシヒカリは何年特A?
35年間特A!ブランド力は揺るぎない。
食味ランキングの歴史と、注目のお米についてご紹介します。
京の米老舗八代目儀兵衛が、2024年のランキング結果をもとに注目のお米を紹介しています。
美味しいお米を選ぶポイントも解説していますので、参考にしてみてください。

✅ 日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」は、毎年発表されるお米のランキングで、食味官能試験によって評価され、最も優れた銘柄には「特A」評価が与えられます。
✅ この記事では、京の米老舗八代目儀兵衛が、2024年のランキング結果をもとに注目のお米を紹介し、美味しいお米を選ぶポイントとして、精米日の新しさ、品種、料理との相性を挙げています。
✅ 2023年産米のランキングでは特A評価は43産地品種となり、八代目儀兵衛は厳選した5つの「特A」銘柄を紹介しています。
さらに読む ⇒内祝いやお祝いに京都のお米ギフト通販【八代目儀兵衛】出典/画像元: https://www.okomeya.net/okomeya_note/rice-special/食味ランキングは、消費者がお米を選ぶ際の重要な指標になっているんですね。
ランキングの基準米も時代によって変わるというのも面白いですね。
35年間特A評価を維持する「新潟魚沼産コシヒカリ」のブランド力はすごいですね。
日本穀物検定協会が発表する食味ランキングは、消費者がお米を選ぶ際の重要な指標となっています。
過去のランキングでは、初期には兵庫県姫路市産の日本晴が基準米、中期には滋賀県湖南産日本晴が長く使用され、現在は複数の産地のコシヒカリブレンド米が基準として採用されています。
ランキング結果は、各年度における品種と産地の組み合わせごとに特A評価の有無を示しており、検索・ソート機能により、品種、産地、年度ごとの特A取得状況を詳細に確認できます。
35年間特A評価を維持する「新潟魚沼産コシヒカリ」のブランド力は揺るぎなく、富山県、和歌山県、山口県産品種が数年ぶりに特Aを獲得した他、徳島県南部産コシヒカリが初めて特Aにランクインしました。
京の米老舗八代目儀兵衛は、このランキングを参考に、厳選米「京都府産コシヒカリ」、星付き銘店米「翁霞」「神楽」、番付受賞米「北嶋將治作:にこまる」「上島一也作:ゆめぴりか」などを注目のお米として紹介しています。
色々な品種を試してみたくなりますね!八代目儀兵衛が紹介しているお米、全部美味しそう!
本日は、2024年産米の食味ランキングの結果と、美味しいお米を選ぶためのポイントをご紹介しました。
ぜひ参考にしてください。
💡 2024年産米の食味ランキングでは、39品種が特Aを獲得。
💡 食味ランキングは、外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価の6項目で評価。
💡 高温耐性品種が注目され、品種選定が重要になっている。